地域包括ケア病棟協会の仲井培雄会長がご講演
テーマは「最大で最強の地域包括ケア病棟」
群馬県慢性期医療協会は4月27日、高崎市内で「群馬県慢性期医療協会セミナー」を開催した。
今回は、当協会が発足して3回目のセミナーとなる。講師として、地域包括ケア病棟協会の仲井培雄会長(芳珠記念病院理事長)をお招きし、座長は鶴谷英樹先生(鶴谷病院理事長)がご担当された。
群馬県医師会や群馬県病院協会、日本慢性期医療協会のご後援を頂き、盛大に開催された。会場には多くの医療・介護・看護関係者が集い、セミナー後の懇親会も大いに盛り上がった。
同日のセミナーで講師を務めた仲井会長は、「最大で最強の地域包括ケア病棟」と題して約1時間半にわたり熱演。今改定の方向性を踏まえた自院の取り組みを中心に、今後のあるべき医療・介護の展開を具体的に解説した。
その中で、特に感銘を受けたのが「地域と病院をつなぐ看護師」に関する紹介。仲井会長は、この役割を担う看護師として、
①退院調整専任看護師、
②地域包括ケア推進担当者(看護師)、
③在宅療養支援リンクナース──を提示。
このうち②については、「地域・病医院・ほうじゅグループの各事業所との顔の見える関係性を構築していくために、その隙間をつないでいく役割」と説明。すなわち、病院と地域をつなぐための「よろず相談役」として機能していると紹介した。
当院でも、地域との関係性を構築するための取り組みは進めている。だが、こうした連携面における看護師の活用は積極的をとらえていない部分があった。院内の多職種連携だけではなく、「地域内多職種連携」も同時に強化していく必要性を改めて痛感させられた講演であった。
群慢協の会員からも、仲井会長がおっしゃるような「最強の病棟」になるべく、今後も鋭意努力していきたい、という声が多数きかれた。
本セミナーをご支援いただいた関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼を申し上げたい。